発足の想いと目標

諏訪・八ヶ岳南西麓エリアは扇状地であり、諏訪湖へと流れ込む水系で一体のエリアだと考えられます。1万年の平和を誇る縄文文化の中期に最も栄えた日本の中心でもあります。今、その地に暮らす老若男女が、いざというときに「声をかけあい、助け合う」関係づくりはどうやったらできるかなと考えました。

一つのアイデアとして、日常であれ、祭り日であれ、何かと顔を合わせる小さなイベントが地域のあちこちで頻発していると良いではないかと思いました。その状態を作る活動母体として「諏訪・八ヶ岳たすけあいつながりの会」と勝手に名づけ活動を始めました。略して「S82T(エスハチニティー)」と呼ばせてください。

イベントにも色々あると思いますが、まず手始めに「小さな映画会」を数珠繋ぎで開催してみてはどうかなと思い立ちました。封切り作品は「君の根は。〜大地再生にいどむ人々〜」です。小さな映画会はDVDとプロジェクターとスクリーン、もしくは大画面モニターさえあれば、数名から30名ぐらいの規模ならば、準備に労力無しにいつでもすぐに開催できます。Wifi環境があればネット上にはたくさんの素材があるので素材探しに困ることもありません。そんなライトな感じで諏訪6自治体のあちこちで自主上映会が頻発していたら、それだけでも同じ興味に惹かれる顔が何度もつながる機会になるのかなと思っています。

さらにはその映画をみた感想をシェアする中で、次に見たい映画や、聴いてみたい講演会、学んでみたいテーマの勉強会やワークショップのアイデアが交換されることで、いくつもの次のイベントアクションが発生することにつながり、自然と顔を合わせる機会が諏訪6自治体のあちこちで生まれることが期待できます。その中で、日常の「助け合い」や「学び合い」のきっかけが始まったり、いざという非常事態を乗り越える連帯の基礎が目に見えず出来上がっていくのではないかと考えています。
上映会、勉強会、イベントは必ずしもこの「S8T2」が主催するわけでもなく、さまざまな主催者の活動が、自然と繋がって連続的に開催されているように見える状態、顔のつながりの機会が日常多発している状態を理想形とします。

持続可能な地域暮らしを支えるためのテーマはどんなものが考えられるでしょうか?「安全な食」「教育」「安心の子育て」「福祉対策」「高齢者対策」「緊急対策」「自然保護」「ふれあい」「おばあちゃんの知恵袋的なもの」「お祭り」・・・まだまだあると思いますが、それらに関わる活動がいつもこのサイトで紹介されていて、多くの人による複層的かつリアルに交流が続いていることで、それがすなわち地域のセーフティネットになるのではないかと勝手に考えています。

理想のイメージは、このサイトはいずれ名前が「諏訪・八ヶ岳つながり情報掲示板」という風な名前になり、私はサイトの維持管理だけをするだけで、様々なイベント運営者が自由に投稿をしていただき、呼応した読者がそれに参加したりサポートする状態が自律的に運営されている状態です。つまり「諏訪・八ヶ岳のイベントポータル」のような感じで運営がなされ「ここに来れば地域イベント情報が最新で閲覧できる」という状態が確立している状態です。この仕組みを誰か一人が頑張り続けなくても大丈夫、特殊な能力があってもなくても大丈夫、誰かが急に旅立っても大丈夫、一人一人の自立が結果的に支えあって続いていくようなものであるようにしたいと思っています。
わかりやすく言えば、言い出しっぺの私が「いつ死んでも大丈夫!」「思わぬスキャンダルに巻き込まれて社会的に逝っちゃっても大丈夫!」なように^ ^。

極端な話ですが、仮にこの地域に大きな地震が来たとしましょうか(こないと思うけど)。その時に瓦礫の山、何もなくなった荒野になった時、みんなでデザインしたロゴマークをバッチやステッカーを衣服の一部につけているだけで仲間であることがすぐわかり、ロゴへの信頼を頼りにみんなで地域再建会議がすぐに始められてしまうような、仲間意識と人間関係のネットワークが瞬時に起動する関係が目には見えねど自然に仕上がっているといいですね。いざという時にすぐ助け合えるイメージです。

ただ、2つだけルールにしたいことがあります。単純な私の希望ですが、宗教の勧誘をしない。マルチ商法の勧誘をしない。の2つです。よろしくお願いします。

2024年春分の日   

諏訪・八ヶ岳たすけあいつながりの会 発起人 霞末裕史